「ガザ支援船」虐殺行為に対するイスラエルへの抗議行動報道

イスラエルに抗議 支援船団襲撃で市民ら 神戸(神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003047098.shtml

パレスチナ自治区ガザに向かう支援船団をイスラエル軍が急襲し、多くの乗船者が死傷した事件を受け、市民団体のメンバーら約30人が1日、神戸市中央区中山手通の在神戸イスラエル名誉領事館前で抗議行動をした。

事件は5月31日、イスラエル沖の地中海で発生。封鎖が続くガザへの支援物資搬入を試みた国際支援団体の船団が、拿捕しようとしたイスラエル軍と衝突し、船団の数十人が死傷したという。イスラエルに国際的な非難が集まる中、「パレスチナの平和を考える会」(大阪市)が抗議活動への参加を呼びかけた。

同領事館前で横断幕やプラカードを手にした参加者らは「非武装の市民ボランティアに対する武力攻撃という前代未聞の犯罪行為だ」と批判。同領事館は不在だったが、ガザの封鎖の即時解除などを求めた申し入れ書を読み上げ、シュプレヒコールを上げた。

申し入れ書は、在日本イスラエル国大使館にも郵送するという。

参加した神戸市垂水区の看護師(58)は「海外と比べて日本人は無関心で残念。世論に訴えたい」と話していた。

(石沢菜々子

そのほか、毎日新聞朝刊で掲載されました。