2006-01-01から1年間の記事一覧

bonobos in COUNTDOWN JAPAN OSAKA

誘われて年末ライブCOUNTDOWN JAPAN OSAKAを見に行く。大阪のラストデイで、私の目当てはbonobos(ボノボ)。初めてなまで見たのだが、非常に楽しかった。「ライフ」では爆音の中「ヤァーヤァヤァーヤァ、ヤァーヤァヤァーヤァ」とボーカルの蔡に合わせて絶…

携帯解約、棚は見つからず、てっちり

ほとんど使っていなかったツーカー携帯を解約。その後棚を探そうとしたが、ちょっと準備不足で探しきれず。夜は一年の慰労をこめて治兵衛という店でてっちり。むかしむかし学生のころ本町の船場センタービルの居酒屋でバイトしていたとき、忘年会を治兵衛で…

大掃除はすべてはたせず

大掃除。流し台、トイレ、お風呂など念入りにカビ取り洗浄。かなり汚くなっていたので、時間がかかって辛かった。それと床に本やCDが散乱したままだったのを整理。でも収納するところがなく、棚を新たに購入しないと根本的には片付きそうにない。今から探…

『レイ/Ray』を見て『ウォーク・ザ・ライン』を思い出す

レイ・チャールズの半生を描いた映画『レイ/Ray』をDVDを借りて見る。レイを演じるジェレミー・フォックスがまずまずの熱演ぶり。公民権運動に呼応して黒人差別に反対し自身の公演を取りやめたため、出身地であるジョージア州から一時出入り禁止にされ…

合衆国南部とジャマイカの音楽

『ロックを生んだアメリカ南部』を読了。先に読んだ『ラスタファリアンズ〜レゲエを生んだ思想〜』や『レゲエ入門』では黒人の生活と音楽ジャンルの形成の一般的文脈がわかりにくかったのだが、ここでは奴隷制度や過酷な労働、貧困に耐えながらも、どのよう…

ラスタ、レゲエ、『Rockers』

ずっと探していたレゲエ映画の名作『Rockers』を近くのツタヤで見つけたので、仕事帰りに借りてきて見る。映画に出ているのは実際のレゲエ・ミュージシャンたちだが、なんともストレートに「ラスタ」を丸出しにしていて、ほほえましい。ラスタファリアンだけ…

お好み焼きとバゲット

お昼はかなり久しぶりにお好み焼き。梅田の老舗に入るが満員で、店のオヤジから「待ってても空きはあらへんで」というような扱い。しかし運良く、食べ終わったお客が立ち上がったのですぐに座れる。あとからもひっきりなしに客が入ってくるが、そのたびごと…

『ミシシッピー・バーニング』

『ロックを生んだアメリカ南部』で言及されていたので、映画『ミシシッピー・バーニング』をレンタルで借りて見る。1964年のアメリカ南部ミシシッピ、公民権運動への反動から、KKKによる激しい暴力が渦巻く中、FBI捜査官のジーン・ハックマンとウィレム…

飲んでいない中国茶のお礼

きゅうすが何年も前に壊れて以来うちにはなくて、せっかく中国旅行のおみやげにもらったお茶も飲めないでいた。今日はお茶おいただいた方に顔を合わすことがあって、「おいしかったです、風邪をひいているのであったまります」と思わずウソをついてしまった…

声が裏返る

引き続きのどの調子がすぐれず、声が裏返っている状態で仕事に。ジュンク堂書店でポール・ギルロイの『ブラック・アトランティック―近代性と二重意識』にひかれる。が、これから営業まわるには、重くてしんどそうなので帰りに買うことに。と思っていたら『a…

風邪と”Notre Musique”

日曜日からののど風邪がますます進行。声が引きつりを起こす。昨夜は仕事関係の飲み会。梅田で。ビール、焼酎お湯割り、チューハイの順。戻って明日休む予定でひえぴた張りながら、GYAOでゴダールの"Notre Musique"を見る。出だしの戦争や紛争の様々な映…

韓国文学について書こうとして……。

2ヶ月に1回の「文学のはざま」です。今回は韓国旅行の印象をまじえた、いつもよりゆるめのエッセイみたいなものです。韓国朝鮮の文学にチャレンジしようと思っていましたが、無理でだったので。。。おもに勉強不足のためです。でも、ご興味お持ちでしたら…

青山真治の小説と映画についてです。

今回は映画作家である青山真治の小説を取り上げました。必然的に映画のほうにも言及しましたが、映画オンチゆえ、これはほとんど自信ありません。それはともかく、青山の創作のエネルギーには目を見張るものがあると思います。それが面白い。 「『映画作家』…

今回は村上春樹『アンダーグラウンド』です。

いつも書かせてもらっている「カルチャー・レビュー」連載のエッセイの最新号お知らせです。いまさらながら村上春樹の『アンダーグラウンド』を読んでみました。そして考えているうちに、現在のオウム問題にかかわるところに行き着きました。なかなか力作だ…

前回に続き高橋源一郎についてです。

今回も、高橋源一郎の続きです。『日本文学盛衰史』を中心に読みとれる高橋の表現にたいする態度を分析し、それが政治的な問題にどうかかわるのか、というようなことを書いています。思ったより長くなり、最近の小説については、十分に言及できませんでした…

高橋源一郎の最近の小説についてです

今回は高橋源一郎の最近の小説についてです。読んでいなかったものを含めて読み直したのですが、近年の作品もかなり面白いと思います。ところで、文章のほうは思った以上に前置きが長くなり、肝心の話ができずに、後半は次回に持ち越しになりました。次回き…