2005-01-01から1年間の記事一覧

保坂和志『小説の自由』とその小説について

いつもの黒猫房主氏のHPとブログで載せてもらっている連載の最新号ができました。今回は、保坂和志の小説論『小説の自由』について書いています。しかし読解するつもりが、なかなかいろいろ難しい本で、半分以上他の小説に言及することになってしまいまし…

笙野頼子の『金毘羅』、とてもスゴイ小説です。

いつもの「カルチャー・レビュー」に連載させてもらっている文章を書きました。今回は笙野頼子の『金毘羅』という小説についてです。独特で強烈な小説だと思います。 「笙野頼子の大傑作『金毘羅』の凄さは伝わるか ―― オカルトの国でサバイブするために」 h…

今回は村上龍『半島を出よ』です。しかもスタイル変えました。

いつもの「カルチャー・レビュー」連載のエッセイのお知らせです。今回は村上龍『半島を出よ』について論じています。それと「文学のはざま2」として、文章のスタイルもリニューアルしています。結構、好き勝手に書けました。 http://homepage3.nifty.com/l…

今回は、批評家の鎌田哲哉について書きました。

まいどおなじみの「カルチャー・レビュー」で鎌田哲哉について書きました。 http://homepage3.nifty.com/luna-sy/re49.html#49-1 http://kujronekob.exblog.jp/i4(blog版) 批評家の中でもおそらくかなりマイナーな存在ですが、独特で、意地があり、立派な…

斉藤環『文学の徴候』と渡部直己・スガ秀実『それでも作家になりたい

黒猫氏のメルマガ&HPで文章を書かせてもらっているのですが、今回は「文学が今どんなものであるのかを手っとり早く知るためには、思いきって斉藤環『文学の徴候』を手にしてみるべきか、はたまた渡部直己・スガ秀実『新・それでも作家になりたい人のため…