パレスチナ人に連帯できないイスラエル左派。じゃあ日本人は?


「なぜイスラエル左派は、人権の名の下に数千人もの人が集まって、闘争とその価値観を共有できるのに、パレスチナ人とともに闘争するために積極的に西岸に行こうとしないのか? 共存の道はそうした連帯行動にこそあるのだし、パレスチナ人がテルアビブに行くことが許されていない現在においては、イスラエル人のほうが西岸に赴く責任があるはずである。テルアビブにおける人権とパレスチナ被占領地の人権とがつなげられていないことが、昨日はっきり示された。」


しかしそれはイスラエルだけの問題ではない。東京渋谷のど真ん中で、在日朝鮮人への差別と排斥を扇動する極めて悪質な言説テロ集団「在特会」らにたいして、果敢に上記の横断幕をかかげて抵抗をしめした1人の人間を集団でリンチし、警察がその正当な訴えを行った被害者のほうを不当にも連行逮捕するということを引き起こすのが日本である。在日朝鮮人韓国人、在日中国人にたいする日本人と日本国家による差別と暴力を防ぐために、日本人左翼は何をすべきなのか? 暴力を押し返し、差別を徹底的にあらためさせる闘争と連帯を日本人こそが欠いたままであることが、問われている。


パレスチナ国家を承認したブラジルとかアルゼンチンの旗がひるがえってるやん!日本も承認しろよ、とか思うけど、日の丸ひるがえられるのはアイゴーやしなあ。」(とんたんじん)
「確かに!パレスチナ解放のための運動に日本の差別と抑圧の象徴である日の丸が翻るのは転倒していますね。」(Alton_Ellis)
「うちらとしては、天皇教国家の解体とパレスチナ解放の運動を同時にやっていかなアカンという複雑な「解」が求められていますね」(とんたんじん)
「国家承認にとどまらずパレスチナの本当の解放を求めるためには、天皇制(日本そのもの)を解体することが必要ですよね。あと帝国主義列強も変えないと」(Alton_Ellis)
パレスチナ難民のこと思うと67年ラインの承認も、複雑な感じです。まだ一つだった朝鮮半島を知っている一世たちがどんどんいなくなるのと同じく、まだ一つだった歴史的パレスチナを知る人々もいずれいなくなるんやろうなと、歴史を悲しく思います。」(とんたんじん)