違法建築の可能性――イスラエル

パレスチナ人がイスラエル国家になぜ建築許可などとらなければならないのか? なぜ許可がないなど言いがかりをつけられて家屋を破壊されなければならないのか?

イスラエル建国を行った入植者(シオニスト)たちがパレスチナになだれ込んでくる以前から、「近代法にもとづいて」(!)パレスチナ人は、そこに存在する正当な権利を持つ。むしろイスラエル国家の「建築許可」をだしたのは、植民地掠奪を繰り返した無法国家イギリスやアメリカである。それは違法建築の可能性がある。


以下はパレスチナ・ヨルダン渓谷連帯委員会(Jordan Valley Solidarity)の記事からの引用である。


アブー・アラジャージュ村における新たな軍事攻撃
2010年12月10日

今朝、イスラエル占領軍が再びアブー・アラジャージュにやってきてこの地域に何十年にもわたって暮らしているベドウィンのコミュニティに対する脅迫行為を行った。

今日、午前11時45分、4台の軍用ジープがやってきて、ダイス家に対して、[建築許可なく]新たに建てられたものだという理由で一つのテントを撤去するよう、命令した。このテントは4ヶ月前に建てられたものであり、同じ地域にある他のテントの間に位置している。そして、このコミュニティはイスラエルの占領が始まる以前からこの地域に何十年も暮らしてきているのである。

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