3・8緊急講演会「エジプト革命と中東情勢」

中東の市民による民主化を求めるエネルギーは、チュニジア、エジプトで長期権力を掌握したベン・アリ、ムバラク両大統領を退陣に追い込みました。現在もイエメンや、リビア、ヨルダン、バーレーンなど緊迫した情勢が伝えられています。こうした中東情勢と、それに密接につながるパレスチナ問題について、同地域研究の第一人者である板垣雄三さんによる緊急講演が、3月8日(火)におこなわれます。自己中心的な利害を前提とする欧米のメディアや、洞察を欠いた日本のメディアでは聞くことの出来ない有益なお話を伺うことが出来ると思います。


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3・8緊急講演会「エジプト革命と中東情勢」

講師:板垣雄三東京大学名誉教授)

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日時●2011年3月8日(火) 午後6時30分〜9時

会場●エルおおさか709号室
(京阪・地下鉄谷町線天満橋駅」より西へ300m)
http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html

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チュニジア、そしてエジプトで続いて起きた
親米独裁政権の崩壊は、大国の押し付ける
抑圧政治から自立しようとする「中東」の人びとの
欲求と実力を鮮やかに印象付けるものでした。

この若者を中心とした草の根のエネルギーの連鎖は、
この地域における民主化の最大の障害ともいえる
イスラエルによるパレスチナ占領の現状にも
大きな影響を与えるものと考えられます。

今回の講演会では、半世紀以上にわたり、
パレスチナを中心とする中東研究に精力的に
従事してこられた板垣雄三氏に、
この間の民衆革命の背景と今後の展望について
語って頂きたいと思います。

植民地主義の遺制・発想から脱却し、
自立を求めるアラブ民衆の歴史的な闘いから、
日本に暮らす私達が何を学ぶべきか、
ともに考えたいと思います。ふるってご参加下さい。

参加費●800円

主催●緊急講演会実行委員会
連絡先●06-7777-4935(市民共同オフィスSORA)

[呼びかけ団体]
・ATTAC関西 attac-kansai.sakura.ne.jp
・関西共同行動 www17.plala.or.jp/kyodo
パレスチナの平和を考える会 palestine-forum.org