2008-12-18から1日間の記事一覧

柄谷行人講演「力の構造」3

こういったことは、文学においてもパラレルなこととして現象している。日本の近代の批評家はずっと「私小説」を批判していた。そういう意味で、日本では〈3〉の「私」の領域がずっと大きかったといえる。一時期、プロレタリア文学が一世風靡しました。これ…