「南アフリカとパレスチナをつなぐ」講演会のご案内

4月18日(日)に「パレスチナの平和を考える会」による講演会が大阪でありますので、ご案内いたします。

分離壁や軍事封鎖によって追いつめられているパレスチナの現状にたいして、かつての南アフリカの人種隔離政策「アパルトヘイト」と比べて語られることがありますが、実際にはどのような類似点や相違点があるのか。また、イスラエルの占領と入植を停止させるべく、国際連帯として呼びかけられているBDS(ボイコット、投資引き上げ、制裁)キャンペーンにとって、南アフリカ解放で取り組まれたボイコット運動からなにか学ぶべき点がないか、などを探っていきます。基調講演は、反アパルトヘイト連帯運動にかかわり、南アフリカ研究をご専門とされる峯陽一さん(同志社大学)です。

興味をお持ちの方は、ご参加のほどよろしくお願いいたします。

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□■ 南アフリカパレスチナをつなぐ
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□■□■ ―アパルトヘイト国家イスラエルを問う―


日時 ● 2010年4月18日(日)14:00〜17:00(開場13:30)

会場 ● エルおおさか709号室(地下鉄・京阪天満橋駅徒歩5分)
http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html


≪第1部 基調講演≫(14:05-15:20)

講師 ● 峯 陽一
(1998-2000年、南アフリカ・ステレンボッシュ大学教員。現在、
同志社大学教員。著書に『南アフリカ』(岩波新書)など多数。)


≪第2部 パネル・ディスカッション≫(15:30-17:00)

報告1 ● 清末愛砂(島根大学教員)
パレスチナ問題と国際法について
報告2 ● 役重善洋(パレスチナの平和を考える会)
イスラエル・ボイコットの取組について
報告3 ● ショーン・ロー(南ア出身。アーティスト)
…反アパルトヘイトからパレスチナ連帯へ〜個人的経験から


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パレスチナガザ地区で1400人の大虐殺が行われてから1年以上
が経ちます。しかし、イスラエルは今もガザの封鎖を続け、西岸
地区の入植地を拡大しています。日本を含めた「国際社会」はパ
レスチナ人の命と尊厳が切り縮められ続けるのをただ傍観するば
かりです。

こうした状況を変えるため、いま世界中でイスラエルに対するB
DS(ボイコット、資本引き揚げ、経済制裁)キャンペーンが取
り組まれ始めています。かつての反アパルトヘイト運動の経験か
ら学びつつ、日本で私たちに何ができるのか、参加者の皆さんと
ともに考えていきたいと思います。


参加費●500円


主催 ● パレスチナの平和を考える会
[Tel] 06-7777-4935
[Fax] 06-7777-4925
[Email] palestine.forum@gmail.com